2021年 2月 20日
今回は写真集であります。写真と電子書籍は新しいコミニュケーションツールである。尊敬するクリエイターは写真は「言語」に匹敵するとまで言っている・・・。
80年代後半、サイバーというコトバが出現してから、サーバーというコトバと共にサイバー空間なんていう、ネットワーク上の架空の世界をそう呼ぶことがあったりするのだが、その空間は実際には存在しない人が意図してネットワーク上に最新テクノロジーを使って創りだした架空の世界と言えば良いのか、簡単に言えばネットワーク上にある非現実な架空の空間と言えるだろう。
今回発売された『Into
the deep
forest 海の森、森の海へ。』で撮影された世界は、架空の世界でも無ければ、人が意図して創りだした世界でもない。現実に存在している世界なのである。あえていえば最新のテクノロジーも使って撮影をされた一瞬の世界なのである。
それが何とも言えない美しさで、何枚かの写真は観たこともないような世界が写っているのである。
我々は架空の世界での出会いや繋がりと偶然性を中心に、間関係を求めている事が多いと感じるのだが、もっと身近な自国での素晴らしい現実の世界を体験・経験し、そこから次の世界を作らなければいけない段階に入っているのではないのかと感じでしまった。勿論、サイバー空間でなくリアルな世界であり、はたまた別の世界かもしれずだが。
本書は日本の熱帯雨林のジャングルや海の中などで撮影された写真であり、著者である安達 建之氏が天然のカカオを求めて南米アマゾンへ行った歳に撮影してきた写真もあるかと思えばそれは全く無く、すべて国内で撮影された写真だそうである。著者は写真家でも無ければ探検家でもなく、起業家で
もし、可能であるならばこの本をタブレットやキンドルで読むのでなく、高画像の大画面で観れたらどれだけ素晴らしいのかと。やはり写真と電子書籍は新しいコミニュケーションツールであると実感したしだい。
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