2020年7月5日日曜日

悪の毒書日記 洗脳広告代理店電通 苫米地英人(著)

2020年 7月 5日

2012年、今から約8年前に発売された苫米地英人氏の「洗脳広告代理店電通」を読破。今だから読んだのではなく、たまたま適当に苫米地氏の本を読み漁っていたら時代と同期したのである。



そもそも「電通」ってなんの会社やねん?という疑問。これに関しては本書には創業に至る経緯から今に至る過程を解りやすく説明している。結論から言えば、電通=テレビメディアなのである。そして「アヘン」みたいな存在なのである。
英国がアヘンを利用して某国の国民を糞以下にしたのと同様、アメリカは電通を利用して日本人を糞以下にしているのである。つまり、テレビの見過ぎは人間を糞以下にしてしまうのだ。なぜならテレビは電通だからである。そして日本はアメリカ政府主導で動いているのである。
「電通」ひとことで言えば「広告屋」。TV局の代行業務で番組のスポンターを探してくるのが業務だが。TV局まで広告屋が手中におさめると、これは広告屋ではなく、情報操作会社なのである。つまり、日本人の数々の思い込みは、意図的に操作されて思い込んでいるのである。

以前からおかしいと感じる、テレビのニュース番組や報道特集番組。スポンサーの悪事をニュース番組で叩きまくることはない。スポンサーがある報道番組って報道なのか?都合のいいことだけを流しているのではないのか?そもそもこの国にはやはりまともなマスメディアが必要であると感じていたが、現状ではそんなものが現れることもなく日本は滅んでしまうといえる。テレビ番組に広告は必要だ、だが日本のテレビでの広告は政府の情報操作が多すぎる。特に東日本大震災前の電力会社のCMは酷かった。
怖ろしい事に電通の株主はTBSだったりと、いったいこれは何やねん?と。つまりTBSテレビは電通であり国営放送なのか?と思ってしまう。

本書が書かれたのは2012年である、それから世界も日本もまるで漫画の如く変化した、
 電通が大好きなスポーツ事業「オリンピック」がやって来る、はずだった。今年。
 アメリカの大統領はアホみたいな知性のないオッサンがやっている。

「復興五輪」は何処へ?「コンパクトなオリンピックをやりまっせ」という話は無かったことに、金(かね)、金、金のオリンピック。来年の開催さえ疑わしいとしか言えない。誰の為のオリンピックだったのか? 4年前のアメリカ大統領選挙の報道は酷かった。トランプ大統領、元々不動産屋で破産しても這い上がってくる程の実業家。もしヒラリーが大統領になったら、第3次世界大戦に突入することを報道することはなく、トランプの「あほ話」ばかりを強調している。ホワイトハウスを私物化したクリントン夫妻の話も併せて報道するのがマスメディアのはずだが。オバマ大統領の政策で泣いている人の話はあまり出てこなかった・・・殆ど日本のメディアでは出てこない。
いいかげん、今回のコロナ騒ぎをはじめ我々は報道番組、テレビ番組すべてを疑ってかかることが必要であるとことを一層解った筈ではないのか。日本を変えるにはマスメディアが変わらないと変わらないという高城剛氏の意見であるが。それ以前に日本が潰れてしまうのではないだろうか?

数カ月前に公開された、東日本大震災の福島原発の電力会社の方の功績を描いた映画。観てはいないが、震災の起こる前に国会で「原子力発電所に非常用電源が必要では?」と指摘した共産党議員と不要だと回答した関係者(総理大臣?)も描いているんですよね?


果たして本日の東京都知事選挙の報道はどうだったのか?
報道番組は立候補者全員の紹介をしてこそ公平な報道なのであるが。

ところで、日本の首都って「東京」だったんですか?


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