2020年5月17日日曜日

悪の毒書日記 WILD SWIMMING  Daniel Start(著)

2020年 5月 17日

昨夜は、トライアスロン関係の友人達の遠隔飲み会にコーヒーとハリボで乱入。今後のレース開催や練習会再開の話になったりしたが、今年のマルチスポーツ関係のレースは殆ど中止(来年以降へ延期)ではないのだろうか?練習会の開催もどこまでの範囲で可能なのだろうか?という話で、かといって打開策やそれに替わることができる具体的なプランやアイデアはなかなか難しい。なぜなら、ガイドラインというかフィトネスクラブの営業に関するルールや定義が全くないからだ。
多分、オープンウオータースイムレース自体は、レース中の濃厚接触などは考えにくい世界なのだが、明らかにそれはレース中ということだけで、どのレースもレース自体よりもレース前後での人の集まりが問題なのだろう。
今年は、オープンウオーターレースの参加はどうなるのだ?と考えるも、個人的に言えば、実はレース云々の参加する?しない?について言えば、悩み尽くしたのは十年以上前の話なのである。当時は仕事云々で忙しく、練習時間もあまり取れず、数カ月先のレースにエントリーしても果たして現地まで行けて、参加して、ゴール出来るのか?と悩んでいた。そんなある時、当時のトライアスロン雑誌の「人生相談」みたいなコーナーで同様の悩みをもった人がいて、その回答が凄まじかった。要約すれば、「トライスロンはレースに参加してゴールする事がトライアスリートではなく、トライアスロンは自己管理のスポーツで、自分の能力を伸ばすスポーツである。レース云々よりも日々自分の成長に努力すればいいではないか!!」ということであった。これには目から鱗であった。その回答をされたのは、現在チームBRAVEの八尾監督である、隣の町内会の住人で同じ市町村に住んでいる。これ以降、小生はレースに出ることよりも日々の自分のスキルアップや自己管理について重心を置くようにした。

では、今年のレースはどうするん?であるが。プールでの練習もしていないのに、8月にレースありますよ!なんて今から言われても、少々困ります。つまり、今年はレースでないオープンウオータースイムを楽しめないだろうか? LOVE THE EARTH〜地球を愛する為に!!




数年前に購入した『WILD  SWIMMING』〜大英帝国での川、湖、滝のガイド〜である、これを改めて読んでみる。これが日本で出来ないか?!!!である。今年は海水浴場は海開きが出来ないという状況。もし勝手に泳いだとして、自警団みたいな奴らに警告されるのでは?というまるでファシズム国家のなれの果てになるのは必須。
それなら、山奥の川や湖でひっそりと少人数で泳いで楽しんだ方が無難ではないか。ついでにトレイルランも一緒にして、山奥の湖や川まで走っていけばベストではないか?。それはレース云々の為でなく、LOVE THE EARTH〜地球を愛する為に!!である。


この『WILD  SWIMMING』という本は実に面白い。さすが英国の旅行、旅に関する書籍やメディアは日本と異なり旅行会社などの広告が入って居ないので実に正直ベースだと言える。地図あり、最寄りの駅から歩いてどれ位か?、水質はどれくらい?水深は?などと詳細に記載れている。
写真も相当豊富に掲載されているのもありがたい。
なんと、日曜日の午後にペラペラと見ているだけで楽しい内容である。映画「ノッティングヒルの恋人」でもあるように、旅行書だけしか扱ってない書店の存在が日本では考えられない。しかし、そんな本屋が儲かっているかどうかは別の話なのかと。
ただ大英帝国と日本の川やダムの事象は日本と異なるので、これがマトモに日本に移行出来るかどうかは難しい。実際に、これを実施するには前もって場所を探して調査する必要があるのは必須である。いわゆるご近所のマイクロアドベンチャーであると言えるのだと思う。

先日SNSでオーストラリアのオープンウオータースイマーは日々、近所のダムで泳いでいる動画をこれでもかとアップして、俺を挑発するかの如くである。しかし、SNSは残念ながらこのままで行くと、相互管理の政府御用達のITツールになってしまいそうだ。そうなる前に、逆にテクノロジーを利用して、新しい社会と価値観を作っていきたい。
そして、
電波の届かない、山奥の川や湖でFREAK  OUT!したい。

★ ★ ★ ★ ★


  
目次は流石に充実じて、分類などわかりやすい。
犬も一緒にでもええやろ。

運河とちゃうんか?

0 件のコメント:

コメントを投稿