2019年2月19日火曜日

悪の毒書日記 50代からの稼ぐ力 大前研一(著)

2019年  2月 18日

久しぶりに大前研一氏の本を買ってみた。これはビジネス書なのか?この著者の本はビジネス書というより現代社会の教科書、しかも政府に認可されない教科書だといえる。
ここ数年は大前氏の本は買って無かったが、50歳を前にこのタイトルでとりあえず買ってみた、しかもKindle。これを買い直してから購入する本の数は増え、さらに読むスピードも速くなってきた。これはヤバいまさにアマゾンに乗せられてkindleを買ってしまった。
しかし、電子書籍のメリットは大きい。



小生まもなく50才、既に破綻した年金制度に搾取され続ける日々、アホ以下の人生100年とか働き方改革などという間抜けズラ改革。
もはや日本はセックス・ピストルズの歌詞の一部と化している。

No future !   for You !!

やはり内容の三分の一は現政権の頭の悪い総理ほかの奴等への利にかなった攻撃が多い。
これがまた正論としかいいようがない筋が通った話で攻撃しているのがお見事である。

日本はこのままでは40代、50代の人々に年金も払われず、人生100年のメディアコントロールに国民は騙されて老後は定年退職の後には死ぬしかない貧困老人になるしかない。
その為にはいまからでも遅くないから、会社に勤めながらトライアンドエラーで稼ぐスキルを身につけるしかないと大前氏は提唱する。
そのヒントは…

やはり時代は、まだまだ『サイバー』なのであると。

サイバーかよ?
1985年 ウィリアム・ギブソンのサイバーパンク文学が現れてはや35年近くが経過し、日常のなかでサイバーというコトバが普通に使われている。
そんなサイバーな世界がまだまだ稼げる世界であると氏は唱える、なぜなら40代、50代の人間には経験というスキルがあり、実はまだまだこの世界についてこられないスキルが無い人々が多数を占めている。最近の若者は生まれた時からネット環境はあるも、前述の経験が不足しているので、まだまだ経験がサイバースペースでは必要不可欠であると。

知らなんだ!世間の人々は小生位のスキルは普通にあると思っていた。
どうやら違うらしく、会社の奴等がなんでもかんでも小生に聞きに来るのは、奴等にはワードやエクセルが使えてもそれ以上のことは出来ないのか?
なんで俺に聴く?と、1日5回位はある。

実は自分の回りだけでなく、日本の世間一般のビジネスマンがそうらしいのか?と。

つまり、小生がこれから暮らす世界は、ウィリアム・ギブソンやブルース・スターリングが提唱したサイバー空間なのだ!

漫画『攻殻機動隊』の記念すべき第一巻の最後に、主人公の草薙素子のコトバを思い出す。

ネットワークは無限だわ…



追伸
このブログは湯船のなかでスマホで書きました。

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