2019年2月7日木曜日

悪の毒書日記 神/新しい創造物―ジム・モリソン詩集

2019年  2月 7日

朝からドアーズを聴くと、1日が終わる気がすることがある。
昨夜、スマホを枕元に置いて、本体のスピーカーからドアーズのセカンドアルバムを聴きながら寝たのは良かったが、アルバム全曲リピートに設定していた為、早朝4時に「まぼろしの世界」で一瞬目が覚めて気がつくまでセカンドアルバムが繰り返し鳴り続けていたみたいである。
潜在意識のなかで、悪影響を及ぼさないといいのであるが…と、『まぼろしの世界』に本当に足を踏み入れた気分になる。




昨夜のことが原因か否か、
ジム・モリソン(ドアーズ)の詩集『神/新しい創造物』をふと読みたくなり、天井裏から探しだして手元へ持ってきた。原題は『THE  LORD/NEW CREATURS』である。

実は正直、詩集はあと町田町蔵とパティ・スミスほか僅か数冊しかもっておらず、  自称相当量の本を読むのだが、詩集は片手程度の冊数しかない。さらにどうやって(?)読むかすらわからぬというか(ブログのサブタイトル同様)苦手なのだ。だから今の小生の読み方、詩集の楽しみかたはこれが正しい手順なのかも解らず…ただコトバを追いかけるという読み方で、あとはコトバから頭のなかで想像力におまかせである。


これも小学校の国語の授業が政府の御用達の為、殆どがつまらぬ教材を選んだことと、当時の教師が小生の文章の解約を理解しなかったのが原因なのかもしれずと、勝手に正しい 勘違いをしているのかもである。
そもそも、作者の言いたかったこてはなんでしょう?とか、作者じゃない人や教師が勝手に決めてどうするねん?という疑問をもちながら小中高の学生生活を送っていたのが現実なのである。

ジム・モリソンはミュージシャンながら映像の学校に通っていたにもかかわらず、バンドを組んで自分自身をコトバと音楽で表現して生きていた。

この詩集はよくあるバンドの歌詞を納めた詩集でなく、詩集として彼が出版した作品の日本語版で、日本語訳以外に原文(英語)も付けられている。訳された訳者がどういった方か解らないが、原文と合わせて読むことで自分なりに本来の作家が表現したかったコトバをダイレクトに直接感じながら、日本語のコトバと併せて読みながら感じることが出来る。

本を読んだ内容は日々忘れていくなか、詩集というのは短時間で何度も読めるモノ(コトバの集合体)なのか?忘れたらまた読む、忘れてもまた読む、読みたいからまた読む…
いま本当に生き苦しいから、ジム・モリソンの詩集を読む…

この詩集には勿論収録されていない、ドアーズの『The END』の歌詞をCDのケースから取り出して読みたくなった。

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